ネスプレッソを100倍楽しむカプセル選び

ネスプレッソで作るカフェメニューと、お勧めカプセルを紹介。

2109数量限定カプセル「マスターオリジン コスタリカ」

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先日、数量限定カプセルとして「マスターオリジン コスタリカ」が発売されました。

マスターオリジンのコンセプトは”世界各地の職人たちが生み出す、個性あふれる豊かな味わいのコーヒー”。

「マスターオリジン コスタリカ」は、高品質で定評のあるコスタリカ産のコーヒー豆を、温泉水を使って精製したカプセルです。

 

お値段は、なんと10個入りで¥1,620、1杯¥162と通常のカプセルの2倍近い値段です!

果たして、どんな味なのか?試してみました。

 

コスタリカという国 

コスタリカという国を、ご存知ですか?

コスタリカは中米の国で、パナマの隣辺りに位置している、北海道の半分以下の小さな国です。

国の中央に大きな山脈があり、自然豊かで、地球上の5%の動植物が生息しています。

 

コスタリカのコーヒー

18世紀にコーヒー豆が持ち込まれ、コーヒー栽培が始まると、その後、コーヒー豆栽培が拡大普及し、主産業として成長しました。

 

ブラジルなどと比べ国土の狭いコスタリカは、大量生産ではなく、クオリティーの高いコーヒー豆の生産が得意で、安定した日照量や降水量、火山灰によるミネラル豊かな土壌が、高品質なコーヒー豆の栽培を可能にしています。

また、1988年よりアラビカ種以外のコーヒー豆の栽培を法律で禁止しているため、『コスタリカ産のコーヒー豆=アラビカ豆』となります。

 

小規模なコーヒー農園が多く、そのほとんどが、山岳地域や高地に有り、標高によってコーヒー豆のグレードが異なるのも特徴です。(標高が高い場所で栽培された豆の方がグレードが高い)

豆の栽培だけではなく、収穫方法や、精製方法にも拘り、なおかつ精製過程で自然環境に影響を与えないように配慮しています。

そのコーヒー豆の多くが、スペシャリティーコーヒーと呼ばれ、一時期高価で話題となった「ゲイシャ」を栽培している農園もあるそうです。

 

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ネスプレッソとコスタリカ

ネスプレッソのカプセル中にも、コスタリカ産の豆を使用しているカプセルがいくつかあり、その代表的なモノは、「ダルカン」や「フォルテシオ・ルンゴ」です。比較的、味わい強めのカプセルに使われていることが多く、雑味が少なく、しっかりとした苦みが、強めの味わいを作り出すのにマッチングしているのだと思われます。

 

マスターオリジン コスタリカ

今回は、その貴重なコスタリカ産のコーヒー豆のみを使ったシングルオリジン(単一国の豆のみを使用)ということで、コスタリカ産のコーヒ豆の特徴を存分に味わう事ができます。

中でも「マスターオリジン コスタリカ」は、温泉水を使って精製したコーヒー豆を使用しており、どんな味わいか?とても楽しみです。

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感想

温泉水を使って精製したということで、硫黄のような香りがするのかと思いましたが、そんなことはなく、最初は麦芽のような香りがし、後から微かにフルーティーな香りがたちます。

味わいは、とてもクリーンですっきりとしていま。地下から湧き出る豊かな水に長時間浸して精製することで、雑味が取り除かれ、コーヒーの持つ味わいがクリーンに表れて出て来ているようです。コクが深いですが、ボディは重過ぎず、飲んだ後も口の中に余韻が広がり、その後スッと消えて行きます

マスターオリジンなのでエスプレッソ、ルンゴのどちらにも対応ですが、エスプレッソで飲んだ方が、このカプセルの特徴を感じやすく、お勧めです。

ICE少量のミルクとも相性が良いと思います。

 

味わいの強さ:7

香り:麦芽のような香り 微かにフルーティー

味わいコク深いがスッキリ しっかりとした苦み

ボディやや強めだが、重すぎない

エスプレッソorルンゴ エスプレッソがお勧め

 

まとめ

2019年の数量限定カプセル「マスターオリジン コスタリカ」

お値段は10個入りで¥1,620、1杯¥162

・特徴は、温泉水を使って精製したコーヒー

・香りは、麦芽のような香りの中に、微かにフルーティー

・味わいは、コク深いがすっきりクリーン

・エスプレッソがお勧め

ICE少量のミルクとも相性が良い